11日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比6.42ポイント（0.22％）高の2954.14ポイントと4日続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.26ポイント（0.10％）高の268.57ポイント、深センB株指数が0.32ポイント（0.03％）高の933.85ポイントで推移している。
　米中通商協議の進展期待が高まる流れ。トランプ米大統領は10日、中国の劉鶴副首相と11日にホワイトハウスで会談すると自身のツイッターに投稿した。また、初日の閣僚級通商協議は「良好な交渉だった」と述べている。また、劉副首相と面談した全米商工会議所の幹部は10日、通貨協定で合意できる可能性があるとコメント。市場の一部では、来週15日に予定される一部中国製品に対する関税引き上げに関し、一旦保留されるとの観測も出ている。
　主要銘柄の値上がり率は、中遠海運能源運輸(600026/SH)が6.3％、中遠海運HD（601919/SH）が2.0％、青島ビール(600600/SH）が2.0％、人福医薬集団（600079/SH）が1.5％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が1.3％、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.3％、招商銀行（600036/SH)が1.1％、万華化学集団（600309/SH）が1.1％など。


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