週明け2日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比37.18ポイント（1.29％）高の2917.49ポイントと反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が3.75ポイント（1.62％）高の234.47ポイント、深センB株指数が0.48ポイント（0.05％）高の922.55ポイントで推移している。
　中国の経済対策に期待感。週末に公表された2月の製造業PMI（国家統計局などが集計）が予想以上に悪化し、過去最低を記録するなか、「当局は経済成長率の目標を達成するため、追加の景気下支え策を打ち出す」との見方が強まった。また、上海総合指数は先週末に急落し、約3週ぶりの安値を付けていたこともあり、買い戻しが入りやすい状況だ。
　主要銘柄の値上がり率は、中国交通建設（601800/SH）が3.3％、中信建投証券(601066/SH)が3.0％、安徽海螺セメント(600585/SH）が2.6％、上海書爾半導体（WILLSEMI：603501/SH）が2.2％、保利地産（600048/SH）が1.7％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が1.3％など。


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