27日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比21.97ポイント（0.79％）高の2786.88ポイントと反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が1.22ポイント（0.55％）高の220.29ポイント、深センB株指数が6.19ポイント（0.76％）高の823.46ポイントで推移している。
　内外の政策期待が支え。米国では経済対策費2兆米ドル（約220兆円）規模に上る新型コロナウイルス対策法案は、米上院が賛成対数で可決した。米下院での可決とトランプ米大統領の署名を残すのみとなり、法案は週内にも成立すると見込まれている。中国では、「近く利下げが実施される」との観測が根強い。また、このところの急落を受け、A株の大株主が保有株の買い増しに動いている実態が判明したことも買い安心感につながった。


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