週明け30日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比40.02ポイント（1.44％）安の2732.18ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が2.62ポイント（1.20％）安の216.29ポイント、深センB株指数が12.57ポイント（1.53％）安の806.98ポイントで推移している。
　投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。中国共産党機関紙の人民日報は28日、新型コロナウイルスの警戒を緩めないよう呼び掛けた。中国以外の国・地域で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、米国内では先週、感染者数が中国を上回っている。世界経済停滞の長期化が懸念された。
　主要銘柄の値下がり率は、中国国旅（601888/SH）が3.8％、上海書爾半導体（WILLSEMI：603501/SH）が3.2％、富士康工業互聯網（601138/SH）が3.1％、中国石油天然気（601857/SH）が2.5％、招商銀行（600036/SH)が2.0％など。


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