27日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数は前日比2.97ポイント（0.10％）高の2990.90ポイントと4日ぶりに反発している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.90ポイント（0.38％）高の241.20ポイント、深センB株指数が1.42ポイント（0.15％）安の942.57ポイントで推移している。
　経済政策に対する期待感が支え。新型コロナウイルスの感染拡大で、企業活動の縮小が余儀なくされるなか、当局は一段の支援策を打ち出すとの思惑が強まった。中国人民銀行（中央銀行）の副総裁は先週末、預金準備率の引き下げなどを示唆している。
　主要銘柄の値上がり率は、上海国際機場（600009/SH)が1.9％、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.7％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が1.4％、中信建投証券(601066/SH)が1.1％、聞泰科技(WINGTECH：600745/SH)が1.1％など。


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