ハンセン指数 　 　 27174.46　 +83.65 +0.31％
中国本土株指数（旧H株指数） 10677.82 +40.85　 +0.38％
レッドチップ指数 4337.35 -0.65 -0.01％

　週明け21日の香港マーケットは日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら続伸している。米中通商摩擦の改善期待が強まる状況。複数の米メディアは先週末、「劉鶴副首相の訪米を前に、中国が大規模輸入などの譲歩案を提案している」と報道した。米中が貿易交渉で歩み寄るとの期待が高まるなか、先週末の米株が上昇した流れを継いでいる。劉鶴氏は今月30〜31日の日程で、ライトハイザー米通商代表部（USTR）代表やムニューシン財務長官との通商協議に臨む予定だ。
　ただ、上値は限定的。本日は取引時間中（日本時間午前11時ごろ）に、中国で18年通年のGDP成長率や各種経済指標（小売売上高や鉱工業生産など）が公表されるため、様子見ムードも漂っている。
　主要銘柄の値上がり率は、舜宇光学科技(2382/HK)が2.4％、吉利汽車HD(175/HK)が1.5％、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ：101/HK)が1.3％、中国平安保険(2318/HK)が1.3％、中国石油化工(サイノペック：386/HK)が1.1％など。


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