30日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前日比5.09ポイント（0.16％）高の3229.45ポイントと続伸している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.02ポイント（0.01％）高の248.41ポイント、深センB株指数が0.42ポイント（0.04％）安の933.85ポイントで推移している。
　中国景気の持ち直し期待が続く。朝方公表された9月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計・発表）は、市場予想以上に前月から改善した。また、同月の非製造業PMIは、低下予想に反して前月実績を上回っている。これより先、国家統計局が発表した8月の全国工業企業・利益総額は前年同月比で19.1％増加。プラス成長は4カ月連続となっている。
　主要銘柄の値上がり率は、通化東宝薬業（600867/SH）が4.2％、国投資本（600061/SH）が1.7％、薬明康徳（603259/SH）が1.5％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.4％、興業銀行(601166/SH)が1.3％、内蒙古伊利実業(600887/SH)が1.0％など。


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