30日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比2.93ポイント（0.09％）高の3275.66ポイントと4日続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.39ポイント（0.16％）高の247.44ポイント、深センB株指数が0.31ポイント（0.03％）高の945.38ポイントで推移している。
　中国の政策に期待感。中国共産党の重要会議、第19期中央委員会第5回全体会議（5中全会）が昨日閉幕した。第14次5カ年計画（2021〜25年）では、特に消費を柱とする内需を成長の重点とし、先端技術の内製化を進める方針などが明示された。ハイテクやバイオ、消費などの銘柄群に買いが先行している。
　主要銘柄の値上がり率は、北京兆易創新科技（603986/SH）が5.2％、薬明康徳（603259/SH）が3.8％、海爾智家（600690/SH）が3.0％、聞泰科技(WINGTECH：600745/SH)が2.3％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.3％など。


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