ハンセン指数 　 　 　26454.50　 -51.37 -0.19％
中国本土株指数（旧H株指数） 10444.61 -7.89 -0.08％
レッドチップ指数 3684.38 +16.44 +0.45％

　週明け14日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小反落で推移している。指標発表前に買い手控え。中国ではあす15日の取引時間中に（日本時間11時ごろ）、11月の小売売上高、鉱工業生産、1〜11月の都市部固定資産投資などが発表される。内容を見極めたいとするスタンスが高まった。
　主要銘柄の値下がり率は、美団(メイトゥアン：3690/HK)が5.5％、恒安国際集団(ヘンアン・インターナショナル・グループ：1044/HK)が1.3％、長江実業集団(CKアセット・ホールディングス：1113/HK)が1.1％、騰訊HD(テンセント・ホールディングス：700/HK)が0.9％など。
　美団など大型ネット株に関しては、独占防止の強化が警戒されている。中国共産党は11日の中央政治局会議で、2021年の経済運営について議論し、「独占の禁止、資本の無秩序な拡大防止を強化する」との方針を確認した。具体的な業界に関する言及はなかったが、インターネット業界を念頭に置いたものとみられている。


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