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2020/11/04 10:42

反落、ハンセンは96ポイント安 無料記事

ハンセン指数      24843.48  -96.25 -0.39%
中国本土株指数(旧H株指数) 10033.91 -37.50 -0.37%
レッドチップ指数 3626.48 -2.88 -0.08%

 4日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反落している。市場活性化の期待がやや後退する流れ。阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)傘下の金融サービス会社、マ蟻科技集団(アント・グループ:6688/HK、688688/SH)が3日、香港・上海の新規株式公開(IPO)を延期すると発表したことが嫌気された。これより先、中国証券監督管理委員会は2日、アリババやアントの幹部を呼び出し、監督上の「指導」を行ったことを明らかにしている。一部の現地メディアによれば、当局は足元でオンライン消費者金融サービスへの監視を強化しており、今回の指導はこれに関係している可能性があるようだ。アリババ株は8.0%安と急落し、全体相場の重しとなっている。
 ほか、主要銘柄の値下がり率は、香港交易所(香港証券取引所:388/HK)が3.5%、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が2.4%、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が1.4%、申洲国際集団HD(2313/HK)が0.8%など。
 ただ、下値は限定的。中国の景気指標改善や、政策に対する期待感などで指数は寄り付き後、下げ幅を縮小している。


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