3日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数は前日比6.04ポイント（0.22％）安の2769.52ポイントと続落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.12ポイント（0.04％）安の291.34ポイント、深センB株指数が1.13ポイント（0.11％）安の1054.28ポイントで推移している。
　人民元安の進行を嫌気。中国人民銀行（中央銀行）は朝方、人民元の対米ドル基準値を再び元安・ドル高の水準に設定した。上海外国為替市場では元安の勢いが止まらず、約11カ月ぶりの元安水準で推移している。元安によりドル建て債務の負担が増すとの警戒感が強まり、空運株に売りが先行した。
　主要銘柄の値下がり率は、中国南方航空（600029/SH）が5.8％、中国国際航空(601111/SH)が5.2％、中国東方航空（600115/SH）が4.9％、中国神華能源（601088/SH）が1.9％、招商銀行（600036/SH)が1.1％など。


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