29日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比30.83ポイント（0.94％）安の3238.41ポイントと3日ぶりに反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が1.32ポイント（0.53％）安の246.25ポイント、深センB株指数が6.42ポイント（0.68％）安の939.21ポイントで推移している。
　欧米の新型コロナウイルス再流行を不安視。米国では過去1週間の新規感染者数が過去最多を更新し、フランスやドイツでは感染拡大を抑制するため行動制限が再び強化されている。世界経済の回復が遅れると懸念された。
　個別では、生命保険事業で中国最大手の中国人寿保険（601628/SH）が2.3％安と下げが目立つ。1〜9月期決算の18％減益が嫌気された。
　ほか、主要銘柄の値下がり率は、長城汽車(601633/SH）が2.4％、中信建投証券(601066/SH)が1.6％、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.5％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.4％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.3％、山市海天調味食品（603288/SH）が1.2％など。


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