21日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数は前日比9.35ポイント（0.28％）安の3318.75ポイントと反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が0.42ポイント（0.17％）安の252.51ポイント、深センB株指数が0.97ポイント（0.10％）安の949.29ポイントで推移している。
　買い先行後に売られる流れ。中国の政策に対する期待感は根強いものの、欧米で新型コロナウイルス感染の再拡大に歯止めがかからず、中国経済に悪影響が及ぶと不安視された。また、国家発展改革委員会が20日、全国的に拡大する半導体関連投資に関し、「過熱している」と警鐘を鳴らしたこともハイテク関連の重しとなっている。
　主要銘柄の値下がり率は、長城汽車(601633/SH）が3.2％、煙台叡創微納技術（688002/SH）が2.0％、中微半導体設備上海(688012/SH）が1.5％、恒力石化 (600346/SH)が1.2％、中信建投証券(601066/SH)が1.2％、上海宝信軟件（600845/SH）が1.1％など。


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