ハンセン指数 　 　 　26917.12　 +22.44 +0.08％
中国本土株指数（旧H株指数） 10836.48 +46.18 +0.43％
レッドチップ指数 3855.65 -27.16 -0.70％

　週明け30日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら7日続伸している。本土系銀行株に買いが継続し、相場を支える展開。利ザヤ改善の期待が引き続き手がかりになっている。人民銀が26日に発表した四半期ごとの金融政策リポートで、国内銀行による新規貸出の加重平均金利が上昇傾向にあることが分かった。
　中国指標の上振れも好材料。朝方公表された11月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計・発表）は52.1となり、市場予想（51.5）を大幅に上回った。売り圧力が意識される中、指数は小安くスタートしたものの、ほどなくプラスに転じている。
　主要銘柄の値上がり率は、中国工商銀行(1398/HK)が4.3％、中国建設銀行(チャイナ・コンストラクション・バンク：939/HK)が2.5％、交通銀行(バンク・オブ・コミュニケーションズ：3328/HK)が1.8％、中国銀行(バンク・オブ・チャイナ：3988/HK)が1.8％、中国中信(CITIC：267/HK)が1.8％、太古(A)(スワイヤ・パシフィックA：19/HK)が1.7％など。


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