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2021/02/10 13:34

香港前場:ハンセン1.7%高で4日続伸、上海総合は1.0%上昇 無料記事

 10日前場の香港マーケットは値上がり。主要52銘柄で構成されるハンセン指数が前日比512.53ポイント(1.74%)高の29988.72ポイントと4日続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も204.62ポイント(1.76%)高の11807.38ポイントと続伸した。半日の売買代金は988億5300万香港ドルとなっている(9日の前場は803億3000万香港ドル)。
 人民元高の進行が好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は10日、人民元レートの対米ドル基準値を約2年8カ月ぶりの元高水準に設定した。今年に入り高値圏でもみ合っていた対米ドルの人民元相場も、上海外国為替市場で一段高となっている。通貨高を背景に、資金流入も期待される格好だ。中国の融資増もプラス。前日引け後に公表された今年1月の金融統計では、国内金融機関の人民元建て新規融資が過去最大を記録したことが明らかにされている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、飲食ポータルサイトの美団(メイトゥアン:3690/HK)が5.6%高、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が3.4%高、ビールメーカーアジア大手の百威亜太HD(バドワイザーAPAC:1876/HK)が3.3%高と上げが目立った。美団は上場来高値を更新している。
 セクター別では、本土系の銀行が高い。交通銀行(3328/HK)と中国農業銀行(1288/HK)がそろって2.6%、中国建設銀行(939/HK)が2.3%、中国工商銀行(1398/HK)が2.1%ずつ上昇した。
 ネットゲームや電子商取引(Eコマース)など「巣ごもり消費」関連も物色される。上述したテンセントや美団のほか、心動(XD:2400/HK)が6.0%高、網易(ネットイース:9999/HK)が4.9%高、金山軟件(キングソフト:3888/HK)が4.1%高、京東集団(JDドットコム:9618/HK)が4.7%高、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が2.5%高で前場取引を終えた。心動とネットイース、キングソフトはそろって最高値を更新している。また、ショート動画投稿アプリ展開の快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)は8.4%高の380.00香港ドルに急伸した。同社株は今月5日に上場し、公募価格を193.9%上回る338.00香港ドルでロケットスタートしている。
 一方、本土マーケットは3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比1.03%高の3640.65ポイントで前場の取引を終了した。食品飲料株が高い。小売株、自動車株、医薬品株、資源・素材株、ハイテク株、インフラ関連株、保険株なども買われた。半面、不動産株は安い。銀行株、証券株、海運株も売られた。
 なお春節(旧正月)により、本土市場はあす11日から17日まで休場。香港市場は11日に半日立ち会い、12〜15日が休場となる。


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