11日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比6.93ポイント（0.21％）高の3380.21ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.12ポイント（0.05％）高の238.93ポイント、深センB株指数が2.74ポイント（0.26％）高の1041.38ポイントで推移している。
　市況高が好感される流れ。昨夜のWTI原油先物は2.8％高と反発し、一時は約9カ月ぶりの高値を付けた。ロンドン金属市場（LME）では昨夜、アルミや銅など主要商品が軒並み上昇している。また、商務部の高峰報道官が10日、消費の回復を促すため、年末から年始にかけて一連の消費促進策を展開すると発表したことも好材料だ。
　主要銘柄の値上がり率は、江西銅業（600362/SH）が3.9％、中国神華能源（601088/SH）が2.4％、長城汽車(601633/SH）が1.4％、万華化学集団（ワンファ・ケミカル:600309/SH）が1.3％、中国石油天然気（601857/SH）が1.2％、中国石油化工（600028/SH）が1.2％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。