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2020/12/21 10:56

本土株:上海総合は0.3%安で続落、深センB株は0.1%高 無料記事

 週明け21日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比9.43ポイント(0.28%)安の3385.46ポイントと続落している。一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が0.57ポイント(0.24%)高の239.01ポイント、深センB株指数が0.50ポイント(0.05%)高の1067.77ポイントで推移している。
 外部環境の不透明感を嫌気した売りが続く。欧米では新型コロナウイルス感染再流行に歯止めがかからず、なかでも英国では、感染力の高いコロナ変異種の感染拡大で、首都ロンドンなどで3回目のロックダウン(都市封鎖)が20日から実施される状況だ。また、香港では市内各所で集団感染(クラスター)が発生している。
 一方、中国では先週、翌年の経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」が閉幕。ほぼ予想通りの内容となっている。また、中国人民銀行(中央銀行)が朝方公表した事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り8カ月連続で据え置かれた。
 主要銘柄の値下がり率は、上海機場(600009/SH)が2.9%、三一重工(600031/SH)が2.4%、興業銀行(601166/SH)が2.2%、中国神華能源(601088/SH)が1.4%、中国平安保険(601318/SH)が1.3%など。


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