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2020/11/10 10:45

続伸、ハンセンは361ポイント高 無料記事

ハンセン指数      26377.27  +361.10 +1.39%
中国本土株指数(旧H株指数) 10653.86 +20.79 +0.20%
レッドチップ指数 3870.86 +56.16 +1.47%

 10日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が4日続伸している。新型コロナウイルスワクチンの普及期待が追い風。米ファイザーは9日、独製薬会社と共同開発しているワクチンに関し、数万人が参加した臨床試験(治験)で9割以上の被験者に感染抑制効果がみられたと発表した。安全性の確認を経て、早ければ11月3週にも米食品医薬品局(FDA)にワクチンの緊急使用許可を申請する見通しとなっている。経済活動の正常化が早まると期待された。
 主要銘柄の値上がり率は、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が10.3%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が7.3%、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント:1997/HK)が7.0%、HSBC(5/HK)が6.2%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が6.1%など。
 半面、前日急伸したハイテクやITの「ニューエコノミー」関連銘柄は総じてさえない。コロナ流行の恩恵を受けていた「巣ごもり消費」関連では、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が2.9%安、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が2.0%安などで推移している。


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