ハンセン指数 　 　 　24471.45　 -115.15 -0.47％
中国本土株指数（旧H株指数） 9892.96 -62.50　-0.63％
レッドチップ指数 3562.56 -31.71 -0.88％

　30日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日続落している。投資家のリスク回避スタンスが続く。新型コロナウイルス感染再流行の懸念は一段と強まる状況だ。世界の新規感染者数は29日に初めて50万人を突破し、1日当たり感染者数としては過去最多を更新。ドイツやフランス、イタリア、スペインなど欧州各国や米国の一部州では行動規制が再び強化されている。
　ただ、中国の政策に対する期待感で下値は限定的。中国共産党の重要会議、第19期中央委員会第5回全体会議（5中全会）が昨日閉幕した。第14次5カ年計画（2021〜25年）では、特に消費を柱とする内需を成長の重点とし、先端技術の内製化を進める方針などが明示された。
　主要銘柄の値下がり率は、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー：2319/HK)が2.7％、中国聯通（チャイナ・ユニコム：762/HK）が2.0％、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が1.7％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が1.6％、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK)が1.6％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。