10日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比30.37ポイント（0.88％）安の3420.22ポイントと9日ぶりに反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が2.73ポイント（1.11％）安の242.18ポイント、深センB株指数が1.50ポイント（0.16％）安の928.38ポイントで推移している。
　売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は今月に入り、ほぼ一本調子で上昇していた。足元では、約2年5カ月ぶりの高値水準を連日で切り上げている。また、米国や香港などで、新型コロナウイルス感染が再拡大していることも不安材料だ。
　主要銘柄の値下がり率は、中国人寿保険（601628/SH）が4.2％、中国中免（旧社名、国旅:601888/SH）が2.9％、保利地産（600048/SH）が2.4％、安徽海螺セメント(600585/SH）が2.3％、中信建投証券(601066/SH)が2.2％、中国石油天然気（601857/SH）が1.5％など。


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