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2021/08/03 13:33

香港前場:ハンセン1.0%安で反落、上海総合はほぼ横ばい 無料記事

 3日前場の香港マーケットは、主要58銘柄で構成されるハンセン指数が前日比248.64ポイント(0.95%)安の25987.16ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が103.49ポイント(1.11%)安の9233.11ポイントとそろって反落した。半日の売買代金は1169億4620万香港ドルとなっている(2日の前場は955億1750万香港ドル)。 
 ネット株の締め付け懸念が再燃する流れ。中国国営メディア新華社系の経済専門紙、経済参考報は3日、「オンラインゲームが未成年の健全な成長に及ぼす影響を過小評価してはならない」とする論説記事を発表した。ゲーム産業に対する規制強化が不安視される中、関連銘柄の組み入れが多いハンセン科技指数は2.4%安と急反落している。
 中国の新型コロナウイルス変異種(デルタ株)感染拡大もネガティブ。市中感染は15省26都市に及び、北京市など31省(直轄市・自治区)で不要不急の省外移動を禁止する通知が出されている。また、コロナ流行の最初の発端になったとされる湖北省武漢市でも2日、約1年ぶりに感染者が確認された。同地区は感染初期に大規模なロックダウン(都市封鎖)を余儀なくされた経験もあり、市民が日用品や食料品の買い占めに殺到していると報じられている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、インターネットサービス中国大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が10.2%安、飲食ポータルサイトの美団(メイトゥアン:3690/HK)が4.1%安、不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(1997/HK)が3.3%安と下げが目立った。上述した政府系メディアの報道では、テンセントの人気ゲーム「王者栄耀」の名前を挙げ有害性を警告している。そのほかハンセン指数構成以外でも、オンラインゲーム関連が軒並み安。中手遊科技集団(302/HK)が20.9%、心動(XD:2400/HK)が12.0%、網易(ネットイース:9999/HK)が11.8%、IGG(799/HK)が7.7%ずつ下落した。
 非鉄・鉄鋼セクターも急落。洛陽モリブデン集団(3993/HK)が4.4%安、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)と江西銅業(358/HK)がそろって3.3%安、江西カン鋒リ業(ガンフェン・リチウム:1772/HK)が3.1%安、鞍鋼(アンガン・スチール:347/HK)が5.8%安、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が4.4%安、中国東方集団HD(581/HK)が3.3%安、重慶鋼鉄(1053/HK)が2.7%安で前場取引を終えた。
 中国不動産セクターもさえない。中国恒大集団(3333/HK)が4.6%安、合景泰富地産HD(1813/HK)が2.8%安、華潤置地(1109/HK)が2.4%安、龍湖集団HD(960/HK)と融創中国HD(1918/HK)がそろって2.1%安と値を下げた。
 半面、医薬品セクターは高い。康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス:6185/HK)が10.1%、上海復星医薬集団(2196/HK)が4.7%、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が3.5%、中国生物製薬(1177/HK)が2.2%、百済神州(ベイジーン:6160/HK)が1.8%ずつ上昇した。
 一方、本土マーケットはほぼ横ばい。主要指標の上海総合指数は、前日比0.02ポイント高の3464.31ポイントで前場の取引を終了した。医薬品株が高い。金融株、インフラ関連株、運輸株、公益株なども買われた。半面、メディア・娯楽関連株は安い。半導体株、素材株、食品飲料株も売られた。


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