ハンセン指数 　 　 　25939.02　 -271.14 -1.03％
中国本土株指数（旧H株指数） 10650.68 -131.21　 -1.22％
レッドチップ指数 4264.82 -19.62 -0.46％

　10日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。新型コロナウイルス感染の再拡大が不安視される流れ。香港では9日、1日あたりの新型コロナ新規感染者が4月以来の大きさとなった。これを受け、飲食店規制が再び強化されている。また、米国でも複数の州で感染拡大がおさまらず、8日は国内の1日あたり感染者数が過去最大を記録した。経済活動の正常化が遅れると危惧されるなか、昨夜の米株市場では景気敏感株が売られ、NYダウは反落している。また、この日の本土株が安く始まったことも投資家心理の重しとなった。
　主要銘柄の値下がり率は、中国人寿保険(チャイナライフ：2628/HK)が4.4％、舜宇光学科技(2382/HK)が4.1％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が2.1％、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ：101/HK)が2.1％、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK)が2.0％など。


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