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2022/01/04 13:30

香港前場:ハンセン0.3%安で続落、上海総合は0.4%下落 無料記事

 4日前場の香港マーケットは、主要64銘柄で構成されるハンセン指数が前日比68.49ポイント(0.29%)安の23206.26ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が37.26ポイント(0.46%)安の8151.50ポイントとそろって続落した。売買代金は656億6750万香港ドルに拡大している(3日前場は411億8820万香港ドル)。
 新型コロナウイルス感染の影響が不安視される流れ。中国では一部地区でロックダウン(都市封鎖)が実施され、工場閉鎖を余儀なくされる事態も散見される状況だ。コロナ感染は、自動車産業が多く集まる陝西省西安市に続いて、電子、繊維・アパレルなどの産業が集積する浙江省寧波市にも広がっている。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感は根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、中国スポーツ用品大手の李寧(リーニン:2331/HK)が8.0%安、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が7.7%安、政府系の華潤ビールHD(291/HK)が3.8%安と下げが目立った。
 セクター別では、医薬品が安い。上記した薬明生物のほか、康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス:6185/HK)が10.6%、百済神州(ベイジーン:6160/HK)が4.1%、上海復星医薬集団(2196/HK)が2.4%ずつ下落した。
 発電や設備の電力セクターもさえない。華潤電力HD(836/HK)が7.7%安、華電国際電力(1071/HK)が5.3%安、東方電気(1072/HK)が5.0%安、上海電気集団(2727/HK)が2.4%安と値を下げた。
 半面、デベロッパーや管理サービスの不動産セクターは高い。世茂房地産HD(813/HK)が11.4%、広州富力地産(2777/HK)が8.6%、融創中国HD(1918/HK)が8.4%、融創服務HD(1516/HK)が8.6%、世茂服務HD(873/HK)が5.6%ずつ上昇した。
 他の個別株動向では、電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)が2.9%高。自動車販売の伸びが好感される。同社が報告した月次実績では、昨年12月の新車販売台数が前年同月比で76%増加した。うち、新エネルギー車(NEV)販売は3.3倍に拡大している。
 一方、本土マーケットは3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.35%安の3627.10ポイントで前場の取引を終了した。ハイテク株が安い。医薬品株、消費関連株、素材株、インフラ関連株、銀行株なども売られた。半面、不動産株は高い。エネルギー株、運輸株、保険株、メディア関連株も買われた。


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