ハンセン指数 　 　 　24615.81　 -165.77 -0.67％
中国本土株指数（旧H株指数） 9866.73 -69.93　 -0.70％
レッドチップ指数 3839.08 -32.37 -0.84％

　休場明け26日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。米中対立の激化が警戒される流れ。米上院は25日、香港の自治を損なう中国企業や銀行、当局者に制裁を課す法案を全会一致で可決した。「香港国家安全法」をけん制する狙い。「香港国家安全法」は、香港特別行政区設立記念日に当たる7月1日を前に成立する――との見方が流れている。また、中国通信設備メーカーの華為技術（ファーウェイ）など中国企業20社を米国防総省が中国軍関連企業に認定していたことが24日に判明。経済制裁が可能になるため、新たな火種になるとの不安感も強まった。
　主要銘柄の値下がり率は、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が2.4％、中国聯通（チャイナ・ユニコム：762/HK）が2.3％、中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー：1088/HK)が2.0％、中国移動(チャイナ・モバイル：941/HK)が1.9％、長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス：1/HK)が1.7％など。



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