春節（旧正月）明け3日の本土マーケットは急落。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比241.32ポイント（8.11％）安の2735.21ポイントと大幅に続落している。外貨建てB株相場も急落。上海B株指数が23.38ポイント（9.41％）安の225.19ポイント、深センB株指数が88.81ポイント（9.14％）安の882.60ポイントで推移している。
　投資家心理が冷え込む。連休中に新型コロナウイルスの感染による新型肺炎が拡大し、発生源の武漢市を中心に交通制限が実施された。消費や企業活動の停滞による景気先行きも不安視される状況だ。ただ、指数はその後じりじりと下げ幅を縮小させている。
　主要銘柄は軒並み下落し、中国人寿保険（601628/SH）や中国人民保険集団（601319/SH）、中信証券（600030/SH）、富士康工業互聯網（601138/SH）、海天味業（603288/SH）などがストップ安している。


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