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2020/06/29 10:42

続落、ハンセンは105ポイント安 無料記事

ハンセン指数      24445.42  -104.57 -0.43%
中国本土株指数(旧H株指数) 9819.27 -33.91  -0.34%
レッドチップ指数 3808.86 -32.28 -0.84%

 週明け29日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。米中関係の悪化懸念が重し。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会が28〜30日の日程で開催され、30日午前には香港の統制を強化する「香港国家安全維持法」の草案が採決される予定だ。これに先立つ25日、米上院は香港の自治を損なう中国の当局者や企業、取引関係にある銀行に制裁を課す法案を全会一致で可決。中国の法案をけん制する立場を鮮明化した。複数の香港メディアによれば、法案は香港返還記念日に当たる翌7月1日に施行される可能性が高いという。
 中国指標の改善などを手がかりに指数は小高くスタートしたものの、ほどなくマイナスに転じた。全国工業企業の利益総額は2020年5月、前年同月比6.0%増に拡大している。小幅ながら昨年11月以来、6カ月ぶりにプラス成長を回復した。
 主要銘柄の値下がり率は、太古(A)(スワイヤ・パシフィックA:19/HK)が2.8%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が1.9%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が1.9%、申洲国際集団HD(2313/HK)が1.9%、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント:1997/HK)が1.6%など。


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