ハンセン指数 　 　 25203.13　 -943.54 -3.61％
中国本土株指数（旧H株指数） 10047.92 -409.01　 -3.91％
レッドチップ指数 3920.73 -188.38 -4.58％

　週明け9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が大幅続落している。外部環境の悪化で投資家のリスク回避スタンスが強まる流れ。欧州や米国で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、先週末の欧米株が急落したことを嫌気した。原油安も逆風。石油輸出国機構（OPEC）とロシアなどの非加盟国が開いた6日の会合では、協調減産で合意できず、先週末のWTI原油先物は10％安と3日続落した。また、サウジアラビアが石油増産に転じるとの観測が流れるなか、9日早朝の時間外取引では4年ぶりの安値水準に急落している。ハンセン指数の構成銘柄は、全面安でスタートした。
　主要銘柄の値下がり率は、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が19.4％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が9.3％、申洲国際集団HD(2313/HK)が7.7％、中国石油化工(サイノペック：386/HK)が6.1％、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が5.5％など。


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