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2022/08/17 17:47

香港大引:ハンセン0.5%高で3日ぶり反発、好決算の華潤ビール3.9%高 無料記事

17日の香港マーケットは、主要69銘柄で構成されるハンセン指数が前日比91.93ポイント(0.46%)高の19922.45ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が27.37ポイント(0.41%)高の6755.31ポイントと3日ぶりにそろって反発した。売買代金は841億9540万香港ドルとなっている(16日は986億9630万香港ドル)。
 中国の景気対策に対する期待感が相場を支える流れ。李克強・首相は16日、広東や江蘇、浙江など主要な6省とビデオ会議を実施し、経済下支えのためマクロ経済政策を強化し、消費促進と投資拡大に向けた措置を拡大すると表明した。7月の各種経済統計が下振れたことなどを背景に、金融関係者の間からも、「新たな支援策を導入し、景気対策を強化するべき」との声が相次いでいる。ただ、指数は安く推移する場面もみられた。国内で新型コロナウイルスの新規感染数が増加していることや、猛暑による電力不足が影響し、一部地域で工場操業が一時停止されたことを不安視している。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、電動工具メーカー大手の創科実業(669/HK)が10.1%高、政府系の華潤ビールHD(291/HK)が3.9%高、ガラス生産の信義玻璃HD(868/HK)が3.4%高、飲食ポータルサイトの美団(3690/HK)が3.3%高と上げが目立った。華潤ビールについては、昼に報告した中間決算の好内容(実質3割増益)などが材料視されている。美団は16日の取引で、大株主の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が保有する全て、または大部分の株式を売却する計画――との情報が伝わり9.1%安と急落。その後、テンセントはその報道を否定したこともあり、投資家に買い安心感が広がった。
 セクター別では、スポーツ用品や家電、食品など消費関連が高い。TCL電子HD(1070/HK)が17.7%、海爾智家(6690/HK)が3.2%、創維集団(751/HK)が2.6%、安踏体育用品(2020/HK)が2.3%、特歩国際HD(1368/HK)が1.7%、中糧家佳康食品(1610/HK)が2.7%、万洲国際(288/HK)が1.5%ずつ上昇した。豚肉生産で世界トップの万洲国際に関しては、中間決算の2割増益も好感されている。
 発電セクターもしっかり。中国電力国際発展(2380/HK)が8.2%高、龍源電力集団(916/HK)が7.4%高、華能国際電力(902/HK)が2.6%高、華潤電力HD(836/HK)が5.7%高で引けた。
 半面、医薬品セクターはさえない。四環医薬HD集団(460/HK)が10.0%安、石薬集団(1093/HK)が4.1%安、百済神州(6160/HK)が3.1%安と値を下げた。
 一方、本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.45%高の3292.53ポイントで取引を終了した。不動産株が高い。発電・電力設備株、金融株、消費関連株、エネルギー株、運輸株、医薬品株なども買われた。半面、非鉄・レアアース株の一角は安い。軍事関連株、半導体株の一角も売られた。



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