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2020/08/10 11:04

本土株:上海総合は0.2%高で反発、上海B株は0.1%高 無料記事

 週明け10日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比7.53ポイント(0.22%)高の3361.57ポイントと反発している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.18ポイント(0.07%)高の240.93ポイント、深センB株指数が0.54ポイント(0.06%)安の929.35ポイントで推移している。
 政策期待が支え。中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は9日、国営メディア新華社のインタビューで、金融政策をより柔軟化することを改めて強調した。
 ただ、米中対立の激化が警戒されるなかで上値は重い。米財務省は7日、香港の自治を侵害し、表現や集会の自由を制限したとして、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官ら関係者11人を制裁対象に指定した。これより先、米国は中国2大アプリの規制強化に乗り出すなど、対中強硬路線を鮮明化させている。
 主要銘柄の値上がり率は、中国軟件与技術服務(600536/SH)が6.4%、長城汽車(601633/SH)が4.1%、広州汽車集団(601238/SH)が3.8%、中国交通建設(601800/SH)が2.9%、用友網絡(600588/SH)が1.8%など。


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