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2020/01/07 10:56

本土株:上海総合は0.2%高で反発、上海B株は0.1%高 無料記事

 7日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前日比7.33ポイント(0.24%)高の3090.74ポイントと3日ぶりに反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.31ポイント(0.12%)高の261.85ポイント、深センB株指数が1.34ポイント(0.14%)高の971.08ポイントで推移している。
 原油相場の急騰一服が買い安心感を誘う流れ。産油国が集中する中東情勢を巡っては、米国とイラクの対立は依然として続いているものの、複数のアナリストが「戦争に発展する可能性は低い」と指摘した。中国の政策に対する期待感も改めて強まる。中国人民銀行(中央銀行)は先週開催した工作会議で、「穏健な金融政策を今年も堅持する」としたうえで、中小・零細企業向けの金融支援を強化する方針を示した。また、先週発表された預金準備率の引き下げは6日付で発効。市場関係者の間では、「準備率の引き下げ余地はなお残る」との見方が優勢となっている。
 個別では、重電グループ大手の上海電気集団(601727/SH)が3.8%高。同社は6日引け後、傘下の風力発電設備メーカーを上海証券取引所の「科創版」に分離上場させる計画を明らかにした。
 ほか、主要銘柄の値上がり率は、中国国旅(601888/SH)が1.6%、国投資本(600061/SH)が1.2%、中国巨石(600176/SH)が1.2%、中国太平洋保険(601601/SH)が1.1%、航天信息(600271/SH)が1.0%など。


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