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2022/07/29 13:33

香港前場:ハンセン2.3%安で3日続落、上海総合は0.7%下落 無料記事

 29日前場の香港マーケットは、主要69銘柄で構成されるハンセン指数が前日比473.78ポイント(2.30%)安の20148.90ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が200.24ポイント(2.83%)安の6882.34ポイントとそろって3日続落した。売買代金は633億5890万香港ドルに拡大している(28日前場は489億5330万香港ドル)。
 中国の新型コロナウイルス防疫措置の継続が嫌気される流れ。中国共産党は28日の中央政治局会議で、足元の経済情勢と下半期の政策活動について検討し、「ゼロコロナ」政策の堅持方針を確認した。会議では、成長目標の達成には言及がなく、「5.5%前後」の成長を目指す数値目標の達成を事実上放棄したとする見方も広がっている。米国の対中圧力も不安視。米上院は27日、半導体産業に補助金を交付する法案を可決したが、中国への半導体投資を制限する条件が付けられた。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄に売りが先行。ハンセン科技(テック)指数は4.3%安と他の指数をアンダーパフォームしている(構成30銘柄は全面安)。個別では、オンライン医療の京東健康(6618/HK)が9.4%安、ショート動画投稿アプリの快手科技(1024/HK)が8.3%安、動画配信プラットフォーム大手のビリビリ(9626/HK)が7.1%安と下げが目立った。そのほか、Eコマース中国最大手の阿里巴巴集団HD(9988/HK)が5.8%安。創業者の馬雲(ジャック・マー)氏が、傘下の金融サービス会社、マ蟻集団(アント・グループ)の支配権手放しを検討しているもよう――などと伝わった。市場の一部では、「プラットフォーム企業の独占問題」を再びクローズアップ。当局の規制強化も不安視された。
 レジャー関連も急落。エアラインの中国国際航空(753/HK)が4.3%安、空港の北京首都国際機場(694/HK)が5.7%安、旅行代理店の同程旅行HD(780/HK)が5.3%安、カジノの澳門博彩HD(880/HK)が4.2%安と値を下げた。
 レストランチェーンや酒造の飲食関連も安い。九毛九国際HD(9922/HK)が5.1%、呷哺呷哺餐飲管理HD(520/HK)が3.7%、奈雪的茶HD(2150/HK)が2.9%、百威亜太HD(1876/HK)が5.9%、華潤ビールHD(291/HK)が3.3%安ずつ下落した。
 デベロッパーや管理サービスの中国不動産セクターもさえない。龍湖集団HD(960/HK)が5.0%安、合景泰富集団HD(1813/HK)が4.1%安、碧桂園HD(2007/HK)が3.8%安、碧桂園服務HD(6098/HK)が5.8%安、融創服務HD(1516/HK)が4.3%安で引けた。未完成住宅ローン問題の懸念が依然としてくすぶっている。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.72%安の3258.86ポイントで前場の取引を終了した。不動産株が安い。医薬品株、食品・酒造株、エネルギー株、ハイテク株、空運株、素材株、金融株なども売られた。半面、自動車株は高い。発電株、海運株も買われた。


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