ハンセン指数 　 　 27074.47　 +287.73 +1.07％
中国本土株指数（旧H株指数） 10590.27 +96.42　 +0.92％
レッドチップ指数 4280.22 +46.63 +1.10％

　6日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日続伸している。内外環境が改善。米指標の上振れや新型肺炎を巡るポジティブニュースが好感された。中国のテレビは5日、「浙江大学の研究チームが新型コロナウイルス感染による新型肺炎に対し、効果的な治療薬を発見した」と報道。また、英メディアは同日、英国の科学者が新型コロナウイルスのワクチン開発で大きな進展があったと伝えている。本土マネーの流入もプラス。相互取引スキームを通じた本土からの香港株買い越し額は年初から加速し、6日には68億1600万香港ドル（約960億円）と約2年ぶりの大きさを記録した。ハンセン指数の構成銘柄は、ほぼ全面高で寄り付いている。
　主要銘柄の値上がり率は、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が3.3％、恒安国際集団(ヘンアン・インターナショナル・グループ：1044/HK)が2.8％、中国中信(CITIC：267/HK)が2.5％、中国移動(チャイナ・モバイル：941/HK)が1.8％、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が1.8％など。


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