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2022/06/20 13:28

香港前場:ハンセン0.2%高で続伸、上海総合は0.03%上昇 無料記事

 週明け20日前場の香港マーケットは、主要69銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比34.16ポイント(0.16%)高の21109.16ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が5.65ポイント(0.08%)高の7373.33ポイントとそろって続伸した。売買代金は833億2430万香港ドルにやや拡大している(17日前場は741億5690万香港ドル)。
 経済活動の早期正常化が期待される流れ。新型コロナウイルス感染の大規模な検査を実施している上海市では、19日の新規感染が13人にとどまっている。同日の北京市では新規感染が5人となり、全ての地下鉄と一部のバス運行が再開された。また、政府関係部局が強力な景気テコ入れ策を相次ぎ導入していることも、引き続き投資家の買い安心感につながっている。資源安などを嫌気した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は徐々に買いの勢いを増した。(亜州リサーチ編集部)
 デベロッパーや管理サービスの中国不動産セクターが相場を主導。ハンセン指数の構成銘柄では、中国海外発展(688/HK)が7.8%高、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が7.7%高、龍湖集団HD(960/HK)が5.0%高、碧桂園服務HD(6098/HK)が12.3%高と上げが目立った。地方政府が相次いで不動産テコ入れ策を導入する中、業績回復が期待されている。
 自動車セクターも高い。小鵬汽車(9868/HK)が12.8%、蔚来汽車(ニーオ:9866/HK)が9.8%、理想汽車(2015/HK)が4.6%、比亜迪(BYD:1211/HK)が2.0%ずつ上昇した。
 空運セクターもしっかり。中国国際航空(753/HK)が4.7%高、中国南方航空(1055/HK)が4.1%高、中国東方航空(670/HK)が2.3%高、国泰航空(キャセイ航空:293/HK)が1.1%高で前場取引を終えた。
 半面、石油生産・掘削、石炭などエネルギー関連は安い。中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が4.9%、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が2.3%、中海油田服務(2883/HK)が2.4%、中国中煤能源(1898/HK)が7.5%、エン鉱能源集団(1171/HK)が5.8%、中国神華能源(1088/HK)が4.8%ずつ下落した。原油安が逆風。先週末のWTI原油先物は6.8%安と急落し、一時、約1カ月ぶりの安値を付けた。石炭株に関しては、大手各社の5月販売が軟調だった点も売り材料視されている。
 「ニューエコノミー」関連銘柄もさえない。ハンセン科技(テック)指数は0.5%安と反落した。個別では、オンラインゲーム中国大手の網易(ネットイース:9999/HK)が7.7%安、Eコマース中国大手の京東集団(JDドットコム:9618/HK)が2.9%安、ショート動画投稿アプリの快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)が1.7%安と値を下げている。京東集団は、ネット通販セール「618」の総取引額が過去最高を更新したものの、伸び率が過去最低水準だったことを嫌気した。
 一方、本土マーケットは小幅に続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.03%高の3317.69ポイントで前場の取引を終了した。不動産株が高い。消費関連株、ハイテク株、医薬品株、公益株、空運株、インフラ関連株なども買われた。半面、エネルギー株は安い。素材株、海運株、銀行・保険株も売られた。


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