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2020/08/11 10:45

反発、ハンセンは387ポイント高 無料記事

ハンセン指数      24764.91  +387.48 +1.59%
中国本土株指数(旧H株指数) 10129.07 +138.40  +1.39%
レッドチップ指数 4028.67 +51.43 +1.29%

 11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日ぶりに反発している。米景気期待が強まるなか、昨夜のNYダウが続伸したことを好感した。トランプ米大統領は8日、失業給付金の上乗せなど追加の経済対策を実施する大統領令を発動。また、追加の経済対策を巡り難航している与野党協議について、ムニューシン米財務長官は10日、「今週中にも合意できる」との見方を示している。また、ハンセン指数は前日までの続落で、約6週ぶりの安値水準に落ち込んでいたこともあり、買い戻しが入りやすかった。
 マカオのカジノ株に買いが先行。金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が6.3%高、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が4.9%高と上昇している。本土旅客の渡航制限が緩和されるとの期待が高まった。
 ほか、主要銘柄の値上がり率は、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が3.2%、信和置業(サイノランド:83/HK)が2.3%、HSBC(5/HK)が2.3%、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が2.3%、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ:101/HK)が2.2%など。うち騰訊はあす12日に中間決算の発表を予定している。


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