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2022/06/15 13:23

香港前場:ハンセン1.4%高で続伸、上海総合も1.4%上昇 無料記事

 15日前場の香港マーケットは、主要69銘柄で構成されるハンセン指数が前日比299.12ポイント(1.42%)高の21367.11ポイントと続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が148.32ポイント(2.02%)高の7481.93ポイントと3日ぶりに反発した。売買代金は774億7800万香港ドルとなっている(14日前場は701億7060万香港ドル)。
 中国経済の回復が期待される流れ。取引時間中に公表された5月の中国経済統計では、小売売上高の減少率が大幅に縮小し、鉱工業生産が予想外のプラス成長に転じた。足もとでは、政府関係部局が雇用やインフラ投資、産業支援、消費振興などに向けた対策を相次ぎ発表しているほか、プラットフォーム企業や不動産デベロッパーなどに向けた産業統制もやや緩和している。相場の先行きも楽観。JPモルガンやゴールドマン・サックスなど、ブローカー大手は相次ぎ、中国ネット株の持ち直しを予想した。昨夜の米市場では、中国企業のADR(米国預託証券)で構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数(HXC)が6.9%高と急反発している。(亜州リサーチ編集部)
 ネット株に買いが先行。ハンセン科技(テック)指数は2.6%高と他の指数をアウトパフォームした。関連銘柄では、インターネット検索の百度集団(バイドゥ:9888/HK)が5.5%高、Eコマースの阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が4.6%高と上げが目立った。
 家電やスポーツ用品の中国消費セクターも高い。創維集団(スカイワース・グループ:751/HK)が6.1%、TCL電子HD(1070/HK)が4.2%、海爾智家(ハイアール・スマート・ホーム:6690/HK)が3.4%、中国動向(3818/HK)が4.5%、李寧(2331/HK)が2.4%ずつ上昇した。
 中国自動車セクターも急伸。蔚来汽車(ニーオ:9866/HK)が14.5%高、小鵬汽車(エックスポン:9868/HK)が8.3%高、理想汽車(リ・オート:2015/HK)が5.3%高、長城汽車(2333/HK)が3.6%高と値を上げた。
 中国不動産セクターもしっかり。広州富力地産(2777/HK)が5.6%高、碧桂園HD(2007/HK)が5.5%高、万科企業(2202/HK)が5.3%高、中国海外発展(688/HK)が4.6%高で引けた。
 中国の金融セクターも物色される。招商銀行(3968/HK)が3.2%高、中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)が2.2%高、中国平安保険(2318/HK)が7.4%高、中国人寿保険(2628/HK)が5.8%高、中信建投証券(CSCフィナンシャル:6066/HK)が8.2%高、中信証券(6030/HK)が4.5%高で前場取引を終えた。
 一方、本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比1.41%高の3335.12ポイントで前場の取引を終了した。金融株が高い。不動産株、消費関連株、インフラ関連株、運輸株、ハイテク株、医薬品株、素材株なども買われた。半面、エネルギー株は安い。公益株も売られた。



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