ハンセン指数 　 　 24502.85　 -728.76 -2.89％
中国本土株指数（旧H株指数） 9757.59 -312.88　 -3.11％
レッドチップ指数 3726.24 -122.41 -3.18％

　12日の香港マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標のハンセン指数が大幅に続落している。投資家心理が悪化。欧州や米国で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないなか、世界保健機関（WHO）のテドロス事務局長は11日、パンデミック（世界的流行）を宣言している。また、トランプ米大統領は日本時間12日午前10時に演説し、英国を除く欧州からの渡航を30日間停止させる方針を明らかにした。ヒトとモノの移動制限が強化され、世界のサプライチェーンが混乱するとの警戒感が広がっている。ハンセン指数の構成銘柄は、全面安でスタートした。
　主要銘柄の値下がり率は、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が5.7％、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK)が5.0％、万洲国際(WHグループ：288/HK)が4.7％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が4.6％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が4.3％など。


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