11日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時41分現在、主要指標の上海総合指数は前日比9.12ポイント（0.32％）高の2899.61ポイントと6日続伸している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.66ポイント（0.28％）安の235.10ポイント、深センB株指数が0.31ポイント（0.03％）高の921.21ポイントで推移している。
　前日までの好地合いを継ぐ。中国の景気下支え策に対する期待感が相場を支えている。また、新型コロナウイルス感染による肺炎に関し、治癒率が大きく改善したと伝わったこともプラス。専門家の間では、感染拡大のピークが2月中下旬に到来するとの見方も浮上している。
　主要銘柄の値上がり率は、華泰証券(601688/SH)が3.1％、中国東方航空（600115/SH）が2.3％、上海書爾半導体（WILLSEMI：603501/SH）が2.2％、宝山鋼鉄（600019/SH）が1.9％、広匯汽車（600297/SH）が1.8％、江蘇恒瑞医薬（600276/SH）が1.7％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。