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2023/03/13 10:57

本土株:上海総合は0.2%高で反発、上海B株は0.2%安 無料記事

 週明け13日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比7.57ポイント(0.23%)高の3237.64ポイントと6日ぶりに反発している。
 自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は先週末まで5日続落し、足もとでは約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいた。指標改善もプラス。中国人民銀行(中央銀行)が10日に発表した今年2月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想を上回っている。マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸び率も上振れし、およそ7年ぶりの高い増加率となった。中国の経済対策に対する期待感も高まる。本日午前、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が閉幕し、その後、新しく任命された李強・首相が記者会見する予定だ。
 主要銘柄の値上がり率は、中国中鉄(601390/SH)が4.0%、中国電力建設(601669/SH)が3.2%、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.7%、三一重工(600031/SH)が2.1%、万華化学集団(600309/SH)が1.3%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.48ポイント(0.16%)安の294.13ポイント、深センB株指数が4.21ポイント(0.35%)安の1188.93ポイントで推移している。


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