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2020/02/10 10:55

本土株:上海総合は0.7%安と5日ぶり反落、上海B株は0.5%安 無料記事

 週明け10日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比20.69ポイント(0.72%)安の2855.27ポイントと5日ぶりに反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が1.22ポイント(0.52%)安の232.03ポイント、深センB株指数が2.24ポイント(0.24%)安の914.71ポイントで推移している。
 新型肺炎の拡大を改めて警戒。患者が最も多い武漢市をかかえる湖北省では9日、新型肺炎による死亡者が871人に達した。2003年のSARSによる世界での死亡者数を超えている。本土では一部地域を除き、10日に春節(旧正月)休暇明けで企業活動が再開されるものの、一部の工場は生産停止を延長。「生産を再開しても、帰省した労働者は工場に戻れない」との声も聞かれた。
 主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.5%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.0%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.4%、中国平安保険(601318/SH)が1.2%、中国長江電力(600900/SH)が1.2%など。


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