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2020/01/09 10:54

本土株:上海総合は0.6%高で反発、深センB株も0.6%高 無料記事

 9日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比18.95ポイント(0.62%)高の3085.84ポイントと反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が1.22ポイント(0.46%)高の263.50ポイント、深センB株指数が5.54ポイント(0.57%)高の975.88ポイントで推移している。
 外部環境の改善で投資家心理が上向く。昨夜のトランプ米大統領演説を受け、米国とイランが戦争に突入するとの懸念が後退した。イランがイラク駐留の米軍基地をミサイル攻撃したことに対しては、「新たな経済制裁を科す」としながらも「軍事力は行使したくない」とトランプ氏は明言している。
 主要銘柄の値上がり率は、保利地産(600048/SH)が3.4%、中信建投証券(601066/SH)が2.8%、中国巨石(600176/SH)が2.0%、中国東方航空(600115/SH)が1.8%、中国人寿保険(601628/SH)が1.7%、招商銀行(600036/SH)が1.4%など。
 なお、朝方公表された中国の19年12月物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス4.5%(予想はプラス4.7%)、生産者物価指数(PPI)がマイナス0.5%(予想はマイナス0.4%)で着地した。


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