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2024/03/20 11:00

本土株:上海総合は0.1%安で続落、深センB株は0.1%高 無料記事

 20日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.45ポイント(0.08%)安の3060.31ポイントと続落している。
 投資家の慎重スタンスが継続する流れ。米中対立の警戒感がくすぶっているほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の内容も気がかり材料となった。FOMCの結果は20日(日本時間21日未明)に公表される。米金利動向によっては、中国の金融緩和も遅れると不安視される状況だ。
 一方、寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り銀行貸出の指標となる1年物LPRは現行の3.45%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.95%に据え置かれた。
 主要銘柄の値下がり率は、華能国際電力(600011/SH)が2.5%、中国中煤能源(601898/SH)が2.1%、安徽海螺水泥(600585/SH)が1.8%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.3%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.38ポイント(0.15%)高の261.63ポイント、深センB株指数が1.29ポイント(0.12%)高の1084.82ポイントで推移している。


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