週明け20日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比32.37ポイント（1.01％）高の3246.50ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が2.34ポイント（1.01％）高の234.67ポイント、深センB株指数が5.60ポイント（0.61％）高の918.51ポイントで推移している。
　前週末の好地合いを継ぐ流れ。証券各紙が相次ぎ、「株高論」を掲載し、相場の先高観が高まっている。また、消費促進やインフラ投資推進など、中国政府が経済対策を強めていることもプラス材料だ。
　一方、中国で朝方公表された銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」は、予想通り前月から据え置き。相場に対する影響は限定的だ。
　主要銘柄の値上がり率は、中信建投証券(601066/SH)が8.2％、中国人寿保険（601628/SH）が6.8％、聞泰科技(WINGTECH：600745/SH)が5.3％、中国中免（旧社名、国旅:601888/SH）が3.5％、安徽海螺セメント(600585/SH）が2.4％など。


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