ハンセン指数 　 　 　　　　　　18100.98 　+53.06 +0.29％
中国本土株指数（旧H株指数） 6290.79 　+15.64 +0.25％
H科技（テック）指数 　　　　　 4053.83 　 -5.32 -0.13％

　15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。中国の金融緩和が好感される流れ。中国人民銀行（中央銀行）は14日、預金準備率を0.25％引き下げると発表した（15日付で実施）。引き下げは今年2回目で、今回のタイミングは市場で予想されていたよりも早いと指摘されている。また、米国で過度な景気懸念が後退した事や、来週開催の米連邦公開市場委員会（FOMC）で、米連邦準備理事会（FRB）が金利を据え置くとの見方が持続していることもプラス材料だ。朝方公表された9月の中期貸出ファシリティ（MLF）金利は予想通り据え置かれたが、資金供給額は予想を上回っている。ただ、中国指標の発表を前に上値は重い。中国では取引時間中（日本時間11時ごろ）に8月の各種経済統計（小売売上高や鉱工業生など）が公表される予定だ。
　主要銘柄の値上がり率は、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が3.2％、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ：2899/HK)が2.3％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が2.2％、中国宏橋集団(チャイナ・ホンチョオ・グループ：1378/HK)が2.2％、HSBC(5/HK)が1.3％など。


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