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2023/12/04 10:58

本土株:上海総合は0.1%安で反落、深センB株は0.02%安 無料記事

 週明け4日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.98ポイント(0.10%)安の3028.66ポイントと3日ぶりに反落している。
 中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収継続が不安視される流れ。人民銀は4日、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で4340億人民元を市中から吸収した。今週は大量償還が予定されている。ただ、下値は限定的。「国家隊」と呼ばれる政府系ファンドの買い支えスタンスがプラスだ。国有資産運用会社の中国国新控股有限責任公司は1日引け後、傘下企業を通じてハイテク系中央企業で構成されるインデックスファンドを買い増したと報告。証券専門紙によると、買い増しは今週1週間にわたり、毎日行われる可能性があるという。
 主要銘柄の値下がり率は、聞泰科技(600745/SH)が7.7%、薬明康徳(603259/SH)が7.0%、保利地産(600048/SH)が1.7%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.3%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.61ポイント(0.27%)高の228.30ポイント、深センB株指数が0.19ポイント(0.02%)安の1071.85ポイントで推移している。


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