ハンセン指数 　 　 　　　　　　16394.55 +164.77 +1.02％
中国本土株指数（旧H株指数） 5674.34 +60.51 +1.08％
H科技（テック）指数 　　　　　 3398.99 +39.65 +1.18％

　8日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。欧米の利下げ期待が相場を支える流れ。パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長は上院の議会証言で、利下げ開始の条件となるインフレ鎮静化は「そう遠くない」と発言した。また、ラガルド欧州中央銀行（ECB）総裁は7日、6月利下げの可能性を示唆している。主要国の利下げにより、中国でも緩和の余地が生じるとの見方だ。ただ、上値は限定的。米中対立の激化懸念が投資家心理の重しとなっている。
　主要銘柄の値上がり率は、万洲国際(WHグループ：288/HK)が6.6％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が6.3％、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス：881/HK)が3.8％、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック：2359/HK)が3.6％、李寧(リーニン：2331/HK)が3.5％など。


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