ハンセン指数 　 　 23169.20　 -110.86 -0.48％
中国本土株指数（旧H株指数） 9512.12 -14.44　 -0.15％
レッドチップ指数 3603.79 +12.63 +0.35％

　3日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。米景気の先行きを不安視。米雇用情勢が悪化するなか、米GDPの約7割を占める個人消費が一段と冷え込むとみられた。昨夜発表された米新規失業保険件数（週間）は前週からほぼ倍増し、過去最多の600万件台を記録している。ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は2日、米経済は現時点で景気後退（リセッション）入りしたのはほぼ確実との認識を示した。
　もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感が引き続き相場の下支え要因となっている。
　主要銘柄の値下がり率は、九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアル・エステート・インベストメント：1997/HK)が4.3％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が2.3％、HSBC(5/HK)が2.1％、騰訊HD(テンセント・ホールディングス：700/HK)が1.7％、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が1.3％など。


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