7日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.67ポイント（0.26％）安の2961.26ポイントと4日続落している。
　投資家心理が悪化する流れ。中国経済の先行き不安が高まった。格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは6日、中国の信用格付け見通し引き下げに続き、香港とマカオの信用格付け見通しも「安定的（ステーブル）」から「弱含み（ネガティブ）」に引き下げた。あわせて、石油関連など中国主要企業18社や銀行8行の格付け見通しも引き下げている。そのほか、地方政府傘下の投資会社（地方融資平台、LGFV）26社を格下げ方向で見直すと発表した。
　主要銘柄の値下がり率は、安徽江淮汽車集団（600418/SH）が2.0％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.6％、中国海洋石油（600938/SH）が1.3％、招商銀行（600036/SH）が1.2％、中国北方稀土（600111/SH）が1.2％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.16ポイント（0.51％）高の228.50ポイント、深センB株指数が0.53ポイント（0.05％）高の1071.16ポイントで推移している。


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