週明け11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.97ポイント（0.10％）高の3048.99ポイントと続伸ている。
　中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。きょう11日、向こう1年間の政策運営方針を決定する全国人民代表大会（全人代、国会に相当）が閉幕する。恒例だった閉幕後の首相記者会見は今年から中止となったが、関係各所は徐々に具体的な政策を公表するとの見方だ。ただ、上値は重い。米中対立激化の警戒感がくすぶっている。
　主要銘柄の値上がり率は、福莱特玻璃集団（601865/SH）が8.7％、山西杏花村フェン酒（600809/SH）が1.6％、中国中車（601766/SH）が1.5％、保利発展控股集団（600048/SH）が1.3％、中遠海運HD（601919/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.43ポイント（0.16％）安の265.14ポイント、深センB株指数が2.30ポイント（0.22％）高の1071.61ポイントで推移している。


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