ハンセン指数 　 　 　　　　　　16492.87 +152.46 +0.93％
中国本土株指数（旧H株指数） 5555.01 +66.02 +1.20％
H科技（テック）指数 　　　　　 3619.30 +71.25 +2.01％

　休場明け27日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。投資家心理が上向く流れ。米ハイテク株高が好感されたほか、中国ネット締め付けの過度な警戒感も薄れている。昨夜の米市場では、早期の米利下げ観測が強まる中、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が0.5％高と3日続伸し、2022年1月以来の高値を付けた。ネット締め付けに関しては、国家新聞出版署が22日、ユーザーの過剰消費を誘発することなどを禁止する「オンラインゲーム管理弁法」の草案を発表したが、同署は23日、新たな規制強化案は業界の健全な発展を促進する目的だとしたうえで、1月下旬までパブリックコメント（意見公募）を実施し、修正する余地もあると説明した。
　個別ではオンラインゲーム大手の網易（ネットイース：9999/HK）が9.4％高。傘下の網易遊戯はこのほど、中国当局が発表したオンラインゲームの新規制案について、自社のビジネスに実質的な影響を及ぼすことはないとコメントした。ほか、主要銘柄の値上がり率は、理想汽車(リ・オート：2015/HK)が6.4％、騰訊HD(テンセント・ホールディングス：700/HK)が3.7％、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス：881/HK)が3.0％、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が2.1％など。


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