27日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.22ポイント（0.11％）高の2902.10ポイントと反発している。
　自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日、約1年2カ月ぶりの安値を付けたとあって、値ごろ感が着目されている。もっとも、上値は重い。中国経済の先行き不安が根強いほか、米中対立の激化も警戒されている。
　主要銘柄の値上がり率は、中遠海運HD（601919/SH）が2.2％、中国アルミ（601600/SH）が2.1％、中国中煤能源（601898/SH）が1.6％、長城汽車（601633/SH）が1.3％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.28ポイント（0.13％）安の222.37ポイント、深センB株指数が1.84ポイント（0.17％）高の1055.60ポイントで推移している。


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